☆キン肉アタル・ブロッケンJrコンビvsオメガマンアリステラ・マリキータマンコンビ戦決着
☆実体化サタンvsオメガマンアリステラ・キン肉アタル
☆実体化サタンvsジャスティスマン戦開始
キン肉マン第71巻「降臨!大魔王サタン!!の巻」 ~私が選ぶ名シーン5選~
その1・サタン様の実体化
用心深く「依り代」にこだわり続けたサタンが、あっさりと実体化する。このお方の目的はオメガマンアリステラの体を乗っ取り、ザ・マンを倒すことだった。アリステラが敗れたことにより、計画は中止に。そして自ら手を下そうと実体化。その容姿にずっこけた人が大多数いたと思われる。



いっそのこと、実体化の前のこれ⬇に鎧をまとわせればよかったように思うのだが・・。こっちのほうが怖いし、威厳・貫禄がある。
さて、実体化の方に戻ると、「大魔王」としての風格を感じない。唯一何かと言われれば、そのデカさだろうか。アタル・アリステラの倍はある。4mくらいか。コミカルな容姿に加え、その仕草・身振り手振りがいちいち笑える。作者が息抜き的な感じで描いたように感じた。
力士をリスペクトしているのか、土俵入りのポージングに見えるサタン様。⇧
「大魔王」というからにはこのお方くらいの風格が欲しかった。⇩
スレイヤーズNEXTより「魔王ガーヴ」⇧
そしてサタン様の必殺技である。これはこの71巻の締めのシーンだ。ジャスティスマンとの戦いで唯一の見せ場なのだが、なのであえて、サタン様のお顔にモザイクをかける。どこまでも実体化サタン様はいじり倒したい。


その2・ジャスティスマンの登場シーン
サタン様よりも風格があり、終始落ち着いている。アシュラマン戦でその実力は証明済み。この超人の慌てふためく場面は想像できない。基本がポーカーフェイスということもあるが。


その3・アリステラ・マリキータのツープラトンを返すブロッケンJr
選んだ3つ目はこれ。アリステラ・マリキータのツープラトンをくらいながら、普通に会話するとか、なかなかありえない描写だと感じた。タッグ戦だったので、ここまでの活躍ができたように思われる。シングル戦だと、マリキータマンにもアリステラにも歯が立たなかっただろう。




その4・アタル&ブロッケンのツープラトン「ナパームコンビネゾン」
アタル兄さんの「ナパームストレッチ」にブロッケンJrがサポートする技。技をくらっているマリキータマンの胸がABの文字に裂けるとか、マリキータマンの絶叫の言葉とか、読者を楽しませてくれるところがいい。




その5・マリキータマンがサタンに制裁をくらうシーン
フルメタルジャケッツの「ナパームコンビネゾン」をくらい、絶命したと思われたマリキータマンだが、アリステラのピンチに盾となってサタンに貫かれたマリキータマン。この超人は敵ながらあっぱれな超人。てんとう虫がモデルの超人がここまで活躍するとは、登場時に思いもしなかった。



キン肉マン第71巻「降臨!大魔王サタン!!の巻」感想
フルメタルジャケッツに敗れ、アリステラ達・オメガの民がこちら側陣営に来そうな勢い。だが、サタン様の実体化に全てを持っていかれたような71巻だった。次回72巻での活躍!?に期待したい。